Aomori Southwest Edge

青森県の西の南のはじっこから

東のはじっこへ(5)  

着きました。
歩いて来た3.8kmのうち、後半は次第に地形が緩やかになっていました。
この最東端の岬も断崖絶壁というよりは、ちょっと小高い岩場という感じです。
道中は、木々の間から海を垣間見るしかありませんでしたが、ここへ来て初めて、海への展望が全開に開けました。
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駐車場から徒歩一時間あまり。魹ヶ埼(とどがさき)灯台。
雪が降ったり、雨が降ったり、晴れたりのめまぐるしい天気でしたが、
到着したときは青空が迎えてくれました。
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風は冷たく、気温は5℃。鼻水を垂らして最東端到着です。遠かった。
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案内に従って、最東端の碑を目指します。
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クレバスのような割れ目。夜に酔っぱらって歩いたりしたら、落ちてしまいそうです。
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現在は無人の灯台ですが、昔は職員が常駐管理していたのですね。
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「本州最東端の碑」の字は、映画『喜びも悲しみも幾年月』のモデルになった田中キヨさんの筆によるそうです。
教科書のような綺麗な文字です。
帰って来てから早速映画を観てみました。一つの灯台に何名もの職員が常駐されていたのを知り、驚きました。
魹ヶ埼(とどがさき)灯台は映画に出てきませんでしたが、他の灯台同様の暮らしが営まれていたものと思います。
ここまでの道のりを、どうやって行き来されたのか、かなりの想像力を要します。
きっと船で往来したのではないでしょうか。でも、海が時化たときなどは、やはり陸路を行き来せざるを得なかったかもしれません。

灯台とこの碑の他には何もないのですが、岩場を彷徨ってみました。
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三陸海岸の灯台では最も明るいそうです。
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本州最東端の断崖。
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足下をえぐるように洞窟がありました。
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腰が引けてしまってなかなか下を覗き込めず、これが限界。
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観光サッパ船でここを巡れば、凪がよければ船で中に入れるようです。
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クレバスのような割れ目を上から覗き込む。
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遠くに見えるのは、船越半島。
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日本海側に住んでいると、冬でも夏でも、ほとんど西から雲がやってくるので、
次の天気が何なのか、雲の動きで分かるのですが、
こちらの雲の動きはよく分かりませんでした。
とつぜん海(東)から冷たい空気が押し寄せて雪になったり、西から暖かい空気が吹いて来たり、
「ヤマセ」が押し寄せたり引っ込んだりしていたのかもしれません。
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本州最東端の太平洋。山越え谷越え、はるばるやってきたので、アメリカ大陸が見えるような気がしました。
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category: 三 陸

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