Aomori Southwest Edge

青森県の西の南のはじっこから

四方柾  

山本昌(※)ではありません。

四方山話でもありません。

四方柾(しほうまさ)です。

柱です。

天井カメラマン(※)、柱を撮る。みたいな。

IMG_0917_2.jpg


旧料亭金勇には、1本だけ、四方柾の柱があります。
どこから見ても柾目の柱です。

IMG_0913_2.jpg


だからなんなんだ?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は私もその一人でした(苦笑)。

丸い年輪の丸太から、四面すべて柾目の四角い柱をとるのはなかなか難しい(というかもったいない)ようで、
これは大変貴重なもののようです。

この貴重な柱をどこに使うか、おそらく棟梁はあれこれ考えたことと思います。
話題性はあるけど一見なんの変哲もないこの柱は、ビジュアルで床柱と比べられてもアレだと思ったことでしょう。
大広間の北側、大広間の真ん中から右を向くとさりげなく立っています。
数寄屋の精神ですかね。

IMG_0915_2.jpg

一見、ただの柱ですが、ぐるっと四面見て回ってすべて柾目であることを確認し、
木取りのしくみを理解すると、じわりと感動がこみあげてくるかもしれません。
侘び寂びを理解する日本人なら。

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category: 能 代

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