Aomori Southwest Edge

青森県の西の南のはじっこから

座礁船その後  

あれから春が来て、夏が過ぎ、秋が来て、冬波の押し寄せる季節になってしまいました。
これでまた、今シーズンの対処は難しくなるかもしれません。
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私の想像です。

船の事故って、保険金で船を修理して、高く転売できるみたいです。
ところが、修理不能との判断が下された船は、何の得も無いので、ほったらかしにするのが
船主にとって最もダメージの少ない選択のようです。
新聞には「船主側の意見が割れている」と書かれていますが、3月に修理不能が判明した時点で、
船主側は既に対応することから逃げていました。
船主は、中国人です。
またひとつ、中国の悪いイメージが。

船主の意見なんて聞かなくていいから、
こちらで解体処分して、かかった費用だけ請求する方法はとれないのでしょうか。
保険の役割ってなんでしょうか。


(2013年10月9日 読売新聞)

3月に深浦町の海岸に座礁した貨物船の処理を巡り、県や町が対応に苦慮している。再三の撤去要請にもかかわらず、船主側が応じないため、撤去のメドが立たないからだ。このままでは「億単位」とみられる撤去費用を公費で工面せざるを得なくなるだけに、県や町は「いい迷惑だ」と憤っている。

 座礁したのは、カンボジア船籍の「AN(アン) FENG(ファン)8」(1996トン)。3月1日夜、秋田県から北海道に向かう途中に、深浦町岩崎地区の浜辺に乗り上げ、ベトナム人と中国人の乗組員12人が救助された。

 県河川砂防課によると、船は事故に備えた保険に加入しており、支払い能力の有無が撤去に向けた障害になっているわけではない。

 仲介する保険会社側は県に対し、「撤去について船主の承諾が取れない」と説明しているという。船の所有者は中国人3人。船体を解体して廃船にするのか、それとも修理に回すかで意見が割れているのが原因だ。

 放置が続けば自治体の費用負担も増えかねない。県は約1400万円を投じて船をワイヤで海岸に固定しているが、海が荒れる冬季に備えて再補強が必要になる恐れもある。10月から船の監視体制も週2回に強化した。船が流されれば漁網を切るなどの2次被害も想定されるため、見て見ぬ振りはできない。

 県と町は所有者3人に対し計7回、国際郵便と電子メールで早期撤去を要請したが、「打ち返しは全くない」(今孝治県河川砂防課長)と解決の糸口はつかめていない。

 町の担当者は「救出した乗組員の寝床を提供し、着替えも食事も準備したのに、誠意のかけらも感じられない」と憤慨する。

 青森海上保安部によると、船内の燃料は抜き取とられ、海洋汚染の心配もないことから、「強制的に撤去させる法的手段はない」(警備救難課)という。船主らの「誠意」に頼るしかなく、堂々巡りが続けば県や町の公費で船を撤去するしかない。

 県は9月20日、外務省など関係省庁に協力を要請した。外務省は中国の日本大使館を通じ、中国政府に文書で協力を求めたが、今のところ進展はみられない。今課長は「これで事態が動かなければ、厳しくなる」とため息を漏らす。
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category: 森山海岸

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